プロフィール
国内最大級のイノベーション施設・北九州イノベーションセンター(KIC)を運営
ベンチャーキャピタルでありながら「オフライン」をキーワードとしたプロジェクトの企画開発を行うGZキャピタル。その最たる例が国家戦略特区の認定を受けた産学官連携施設・北九州イノベーションセンター(KIC)の開発・運営です。北九州イノベーションセンターは民間事業者ならではの「イノベーションハブ」を目指し、REDEE株式会社やCAセガジョイポリス株式会社らとのパートナーシップを通じてイノベーションの創出を後押ししています。施設内のイノベーションエリア(REDEE)ではエデュテインメントが、アミューズメントエリア(JOYPOLIS SPORTS)ではスポーツアミューズメントがそれぞれ展開され、あらゆる世代の挑戦を支援しています。
背景
ご担当
営業担当
古川 速人 氏
テクニカルディレクター
古賀 大輝 氏
国内最大級のエデュテインメント施設「REDEE」
北九州イノベーションセンターは、セミナー開催や施設貸出などで企業をバックアップしながら、「REDEE」や「JOYPOLIS SPORTS」などのエンターテインメント商業施設を通じて一般のお客様にも存在をアピールしています。
今回USENさんにご支援いただいた「REDEE」は、eスポーツなどを通じてデジタル教育を提供するエデュテインメント施設です。具体的には、児童向けのプログラミング教育や映像クリエイティブ教育、またeスポーツ体験やVR体験などのコンテンツを提供しています。平日の放課後には、会員の子どもたちが備え付けのゲーミングPCを使ってプログラミングを楽しんでくれています。
課題
多様なコンテンツに耐え得るネットワーク環境が必要
「REDEE 北九州イノベーションセンター店」は国内最大級のeスポーツ&デジタル教育施設ですが、それを実現するにあたっては相応のネットワーク環境を整備しなければなりませんでした。特にeスポーツ系のコンテンツでは多数のデバイスがインターネット通信を行うため、回線は一般ユーザー向けのものではなく法人向けのような“安定していて途切れない”もの、願わくばeスポーツに特化したものが必要でした。また、現地に専門の担当が常駐しているわけではないため、ネットワーク機器については運用もある程度任せられるものを導入したいという構想がありました。
導入のポイント
USEN ICT Solutionsはeスポーツ向け回線の専門知識を持っていた
ネットワーク環境を整備するにあたって、前述の通りeスポーツに対応しているインターネット回線がないか調査していたところ、USENさんのeスポーツ事業者向けの広告を見かけたんです。内容を見るとちょうど我々が求めているサービスやナレッジを持ち合わせていそうだったので、そこからすぐにお問い合わせしました。
ネットワークに関する幅広いノウハウを持っており、ワンストップで対応してくれた
何社かお問い合わせをしたうえで、最終的にUSENさんを選定しました。理由としては「回線が提供範囲だったこと」と「施設内LANも含めて提案してくれたこと」が挙げられます。北九州はそもそもインターネット回線事業者の選択肢が限られていたんですが、さらに場所の都合で施設まで光ファイバーを引くことが難しかったんです。そんな中USENさんは回線敷設に対応してくださり、かつ冗長回線も用意してくれました。加えてマネージドのゲートウェイ機器やアクセスポイントも提案してくれたので、当初の「運用も任せたい」という要件も満たしており、ぜひお願いしようとなったわけです。
効果と使用感
快適なデジタルコンテンツ体験を提供することに成功
回線が遅い、途切れている、あるいはWi-Fiが不調といった声はないので、施設利用者の方々にもご満足いただけているかと思います。また、万が一なにかあったとしても、マネージドのゲートウェイ機器やアクセスポイントであればしっかりとサポートいただけると思いますので、運用面も安心しています。
営業体制にも信頼感
導入にあたって、営業担当の方々が並走してくれたのは非常に大きかったです。北九州イノベーションセンターは大きなプロジェクトのため何度か課題に直面しましたが、USENさんは都度対応してくださり、信頼を寄せることができました。
今後の期待
柔軟なサービス提供に期待
イノベーションセンターの拡大にあわせて設備を増強していくことも予想されるため、その際はまたUSENさんにお願いしたいと思っています。
ほかには、外部でeスポーツイベントを開催するといった事業も多いため、インターネット回線の短期提供などにも対応していただけることを期待しています。
※本導入事例に記載されている内容は2024年5月現在のものです。