プロフィール
「将棋ウォーズ」で培ったAIテクノロジーでさまざまな産業を支える
2009年創業のHEROZ株式会社。登録ユーザー数720万人突破(2023年11月時点)の世界最大将棋オンライン対戦プラットフォーム「将棋ウォーズ」の運営で知られています。将棋AIの研究を通じて培った機械学習への知見を活用し、BtoB事業として、エンタメ、金融、建設を中心とする各産業領域でのAIソリューションの開発支援等を行っています。
さらに、昨今話題の生成AI・ChatGPTを活用した新プロダクト「HEROZ ASK」をリリース。ビジネスにおける生成AIは、秘匿性の高い情報を扱うリスクやハルシネーションの問題から活用が十分に進んでいません。それらの課題を克服し、「いつでも何でも悩んだときに聞くこと(ASK)ができる、あらゆる質問に答えるAI駆動のSaaSプロダクト」として企業のAI活用を促進するため、開発・提供が進められています。
情報システム:小林 弦生 氏
情報システム:奥川 信也 氏
社風
挑戦的で自由な社風
- 奥川 氏 :
スピード感があり、挑戦を後押してもらえる環境かなと思います。まずやってみよう、ダメだったら次いこう、といった感じです。業界としては時代の最先端にいるので、ある種のプレッシャーを感じつつ仕事をしている人も多いと思います。また、とにかく働き方の自由度は高いですね。コロナ禍以降でもテレワーク主体の働き方が継続しています。エンジニアが約7割を占める会社のため、情報システム部門としてはエンジニアの方々からの問い合わせや依頼にはスピード感を持って対応するようにしています。
導入の経緯
加速度的な企業規模拡大に合わせて通信環境を向上
- 小林 氏 :
私はここ最近HEROZにジョインした身なのですが、当社とUSENさんのお付き合いは2014年、現在のビル(PMO田町)に移転したときからスタートしたと聞いています。もう10年になりますね。当時は1Gbpsの回線サービスを提供してもらっていましたが、企業規模が大きくなっていったため、2020年に「プレミアインターネット 2.5Gbps」へアップグレードしました。
また、同時期にAI開発/研究用GPUサーバーを動かしているデータセンターと本社との拠点間通信を見直す提案をUSENの営業さんから受けました。もともとはインターネットVPNを結んでいたのですが、GPUサーバーへアクセスするということもあり、安価で高品質な専用線サービス「光プライベイトアクセス(AN2)」へ切り替えました。
効果と使用感
コロナ禍後もテレワークに「プレミアインターネット」をフル活用
- 小林 氏 :
コロナ禍において、通信環境を向上させた一方でオフィスは減床しました。テレワークが主体になり、コロナ禍後も9割以上がテレワークで業務を行っています。
- 奥川 氏 :
最近グループ会社が同じオフィスに移転してきたりもしましたが、それでもオフィスには数人しかいないですね(笑)。
- 小林 氏 :
ただ「プレミアインターネット 2.5Gbps」を使わなくなったかというとそうではなくて、逆にしっかりと活用されています。テレワークではUTMのリモートVPN機能を使用していますが、そのリモートVPNの通信を全社員分受け、サービス用サーバーを動かしているIaaSやSaaS等のインターネット環境へ通しているのが「プレミアインターネット 2.5Gbps」です。2.5Gへアップグレードしていたため、そういった状況でも通信が途切れたり社員から遅いといった声が上がったりしたことは一度もなく、安心して利用できています。「光プライベイトアクセス(AN2)」も同様ですね。
今後の期待
継続的な営業対応や高品質なソリューションを期待
- 小林 氏 :
営業さんは問い合わせにも素早く対応してくれますし、まめに新しいサービスや提案を持ってきてくれるので、引き続きお願いしたいなと思います。また、低コストで高品質な回線がさらにリリースされたら紹介していただきたいですし、単一のサービスだけでなくパッケージやオプションについてもぜひ情報を頂ければと思います。
※本導入事例に記載されている内容は2023年11月現在のものです。