プロフィール
「画像にこだわる会社」として、研究開発用ハイスピードカメラの開発・製造・販売や放送映像機器のインテグレートを手掛けるフォトロンのビジネスとは
フォトロンという社名でまず皆様にご理解頂いているのは、やはり研究開発用の高性能ハイスピードカメラのメーカーであるということかなと思います。また、その他にも「画像にこだわる会社」として、テレビ局を始めとした放送局への放送映像機器のシステム開発やインテグレートなどでも多くのお客様のお手伝いをさせて頂いております。
弊社のハイスピードカメラは主に研究開発用として利用していただいていまして、例えばある自動車メーカーの衝突実験の際の記録映像なんかは見たことがある方もいるかもしれません。
研究開発などで利用される場合、その実験自体が非常に高額な費用をかけてやる場合もあって、撮影機材としての信頼性もとても重要なものになりますが、弊社のハイスピードカメラは山形県米沢市の自社工場で生産しており、製造や保守を含めて信頼性の確保に努めさせていただいています。
課題や背景
USENの光回線は10年以上前から使用していて信頼性があった
もともと弊社の基幹ネットワークは他社さんを利用していました。情報システム部がUSENさんの回線を知ったのは、事業部が開発や試験用で利用するために基幹ネットワークとは別に回線を引くことになったことからです。もちろん基幹ネットワークとは切り離して運用していたため、回線の速度面や安定性、コストパフォーマンスが高いことを利用している事業部からヒアリングしていまして、もちろん会社の知名度もしっかりとありますしいつか利用することになるかもな、と思っていました。
導入のポイント
BCP(Business Continuity Plan)を考えた時の回線の冗長化として基幹ネットワークへの採用
弊社は国内8拠点をWANで結び、インターネットへの出口として本社に回線を引くというネットワーク設計を行っていましたが、ある時に当時利用していた通信会社の回線がおちてしまたんですね。ONUの不具合だったようですが、多くの会社がそうしているように、弊社も今では多くの業務でクラウドサービスを利用しています。インターネット回線が落ちてしまった時に国内すべての従業員の業務が大幅に止まってしまうことになる。これではいけないということで、インターネットへの出口回線の冗長化を構築することにしました。
成果
各通信キャリアのサービスを見比べて必要なスペックを検討した時に圧倒的なコストパフォーマンスがあることに気づいた
インターネット出口回線を冗長化するうえで、もともと利用していた通信キャリアさんとは別の会社さんを選定する必要があったのですが、各社見比べてみたところ、USENさんには圧倒的なコストパフォーマンスがあることに気づきました。専有型、ギガビット回線などの必要スペックを考えると他社さんではどうしても高額になってしまう。とはいえ、安いだけの回線は怖くてとても使えません。実際に10年以上利用していた安心感などが選定の肝になりました。現状は他社回線もUSENさんの回線も両方主回線としてActive/Activeで運用しています。
いまでは社内の業務も全く止まることなく、速度面での不満が出ることもなくとても快適に運用が出来ています。
導入から活用の流れ
USENさんが今後出すサービスにも期待
USENさんのサービスは知名度があるのにコストパフォーマンスがとてもいい。今後の世の中的には企業にとってインターネットインフラはとても大切なものになると思いますし、弊社としてはBCPを意識した動きを推進していますので、どんどん新しいサービスをご提案してもらえると助かります。
※本導入事例に記載されている内容は2020年8月現在のものです。