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2025.01.24

井関農機グループ会社、ランサムウェア攻撃の影響で個人情報流出の可能性

井関農機グループ会社が悪意のあるソフトウェア攻撃を受け、顧客と従業員の情報が危険にさらされる

井関農機株式会社は1月15日に、同社の子会社ISEKI Japan北海道カンパニーが悪質なコンピュータウイルス「ランサムウェア」の攻撃を受けたことを発表しました。この攻撃は、コンピュータ内のデータを勝手に暗号化(読めなくする)し、解除するためのお金を要求するもので、企業にとって大きな脅威となります。

2024年11月27日に攻撃が発生し、一部のサーバ内のデータが暗号化されました。井関農機はすぐに対応し、ISEKI Japan北海道カンパニーの社内ネットワークを基幹システムから一時的に切り離すという措置を取りました。そして、専門家と共に、影響範囲の調査とデータの復元作業を進めています。

専門家によると、情報が外部に流出した形跡は確認されていませんが、完全に否定はできない状況です。特に、約53,600件の顧客情報や約2,100件の従業員及びその家族の情報が流出した可能性があります。

ISEKI Japan北海道カンパニーは、影響を受ける可能性がある人々に対して謝罪し、情報を提供しています。また、この問題の原因を詳しく調査し、再度このような問題が起きないようにセキュリティ対策を強化すると述べています。

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