2025.03.10
NTTコミュニケーションズで不正アクセス、1万7,000社超の情報流出の可能性
NTTコミュニケーションズは2025年3月5日、外部からの不正アクセスにより顧客情報が流出した可能性があると発表しました。影響が懸念される顧客は、法人向けサービスの契約者1万7,891社に上ります。
同社の発表によれば、2025年2月5日に不正アクセスが確認され、翌6日には情報漏えいのリスクが判明しました。不正アクセスを行った攻撃者は、まずNTTコミュニケーションズの社内ネットワークに侵入し、その後、顧客情報を管理するシステムにアクセスしたと見られています。
流出の可能性がある情報には、契約番号、担当者名、電話番号、メールアドレスなどが含まれます。NTTコミュニケーションズは現在、攻撃を受けたシステムをネットワークから遮断し、影響が懸念される企業に個別に連絡を取っています。また、今後新たな情報が判明次第、速やかに公表するとしています。