2025.02.07
静岡制御、昨年12月のサイバー攻撃による情報流出は確認できず
静岡制御、昨年末にサイバー攻撃を受けた静岡制御は、「可能性極めて低い」と発表
制御盤製造を行う株式会社静岡制御は、2024年12月に発生した不正アクセスとランサムウェア被害について、約1ヶ月にわたる調査の結果、個人情報などの流出は確認されなかったと発表しました。
昨年12月17日、静岡制御は社内サーバーへのアクセス障害が発生し、ランサムウェアによる攻撃を確認。直ちにサーバーをネットワークから遮断し、システム復旧と原因究明を進めていました。
静岡制御によると、サーバーには従業員の個人情報や取引先の情報、設計データなどが保管されていましたが、外部の専門機関による調査の結果、情報流出の痕跡は確認されませんでした。また、現時点では情報が不正に公開された事実や、二次被害の報告もないということです。
今回の件を受けて静岡制御は、セキュリティ対策の強化と従業員への意識向上を図り、再発防止に努めるとコメントしています。