2025.02.05
東京都保健医療情報センターからスパムメール約48万件送信、メールサーバーに不正アクセス
東京都保健医療情報センター、セキュリティの甘さ突かれメールサーバへの不正アクセス、個人情報流出は確認されず
東京都は1月23日、都が運営する東京都保健医療情報センター(ひまわり)のメールサーバーが外部からの不正アクセスを受けたと発表しました。この不正アクセスにより、1月15日から16日にかけて、約48万件ものスパムメールが送信されました。
スパムメールの一部は「Investment Partnership」という件名で、英語で投資を勧誘する内容でしたが、本文に怪しいリンクやファイルは含まれていませんでした。
調査の結果、セキュリティ対策の甘さを突かれ、テスト用のメールアカウントから不正ログインされたことが判明しました。東京都は、サーバー内の情報の流出は確認されていないとしていますが、今回の事態を受けて、情報セキュリティ対策の強化を指導するとともに、パスワード管理の徹底を図るとしています。