プロフィール
安価・高速・安定が魅力の光ファイバを7拠点のインターネットVPN接続に活用
日経メディアマーケティング株式会社は、日経グループをはじめとする電子メディア関連サービスの販売とそれに伴うソフトウェア開発を手がけている。社内のIT化を推進する東京営業本部を中心に、各拠点をUSENの100Mbps光ファイバ接続サービス「光ビジネスアクセス」で結び、インターネットVPNやインターネット接続に利用。コストパフォーマンスの高い光ファイバをフルに活用している。
はじめに
他社回線との冗長化でもネットワーク全体でコスト削減に成功
日経メディアマーケティングは、東京営業本部と各拠点を結ぶインターネットVPN、およびインターネット接続回線のバックアップとして、「光ビジネスアクセス」を導入している。経営企画室 IT推進部主事の波多野俊介氏に話を伺った。
導入のポイント
USENの「光ビジネスアクセス」を選んだ理由は何でしょうか
他社の光ファイバ回線と違い、ユーザー宅内終端部分からインターネットに出ていく部分まで、ルーター等を使ったイーサネット系の技術で構築されているネットワーク構成に注目しました。広域イーサネット的なので高速で安定性が高いだろうと考えたからです。これは、インターネットVPNで利用する場合にピッタリです。
そして、なんと言っても決め手になったのは、安価な料金です。「光ビジネスアクセス」の導入前、支社・営業所では、経理システムへの接続とインターネット接続用に2回線のISDN、およびインターネットVPN用に光ファイバを使っていましたが、USENの「光ビジネスアクセス IP1」はこれらを1回線にまとめられるうえ、毎月の利用料金は23,100円と、他社の同様のサービスと比較しても圧倒的に安価です。
導入サポート
USENでは、インターネットVPNをオプションで提供していますね
はい。インターネットVPNを得意とするシステムインテグレータ(SIer)を紹介してもらいました。 ただ、弊社がSIerにお願いしたのはVPNルーターの購入と設定だけで、ネットワーク設計と構築はすべて弊社で行いました。自分たちで構築したほうが、回線業者を乗り換える場合など、自由度が高くて融通が利くと判断したからです。
安定性への評価
USENの回線はバックアップだけに利用されているのですか?
従来のメイン回線があるので現在はバックアップに使っていますが、グループ会社のデータセンターと東京営業本部とを結ぶグループウェア系アプリケーション用の回線だけは「光ビジネスアクセス」を常に使っています。その理由は、USENの光ファイバはセッション切れが少なく非常に安定しているからです。実は、メインで利用している他社の光ファイバはセッションが切れやすいという弱点を抱えており、より安定性の高い環境を整える必要があると考えました。
当社への要望
USENへの要望はありますか?
回線の導入を検討する際、各方面の意見や情報を収集しました。その際、速度の点で誰もが合格点を付けたのがUSENの光ファイバでした。そして、導入後もその点は非常に満足しています。
そうは言っても、弊社では、メインもバックアップも含めて回線は1年ごとに見直す方針です。この世界は、テクノロジー、速度、料金が猛烈な勢いで進化していますから、どこか1つの回線に恒久的に固執する必要はまったくないと考えています。ですので、回線品質と安価な価格設定を今後も維持していただきたいと思います。
※本導入事例に記載されている内容は2005年7月現在のものです。