プロフィール
全国7都市のクリニックを結ぶネットワークの根幹に「ビジネスVPN」を活用
全国7都市に美容外科医療クリニックを開院する聖心美容外科グループ。その経営支援業務を行うのが株式会社メディクルードだ。高品質医療を追求する同クリニックでは、最新のCRMシステムを導入し、クオリティの高いサービスを提供。顧客満足度の向上に日々努めている。そんな同グループでは、すべてのクリニックをUSENの「ビジネスVPN」で結び、顧客情報の一括管理などに活用している。
はじめに
コストより品質を重視し、患者の満足度を高めるためのCRMシステムを構築
全国7都市で開院している聖心美容外科クリニックを結ぶUSENの「ビジネスVPN」。その導入までの経緯と効果について、株式会社メディクルード 企画開発部 情報システムマネージャー 齋藤智一氏に話を伺った。
導入のポイント
競合他社のVPNサービスは検討されましたか?
実は、大手通信事業者のVPNサービスに決めかけていたのですが、アクセス回線とISPが別の事業者であるところが気になっていました。トラブル時の原因の切り分けやセキュリティなどに不安を感じたのです。
その点、「ビジネスVPN」は、USENだけでアクセス回線からISPの部分までを統合的に提供されていますし、ルータなどの機器も含めてサポート窓口が一本化されているため、非常に安心感がありました。
成果
「光ビジネスアクセス」の品質には満足していますか?
日本の美容外科界では初のISO9001認証取得事業者である聖心美容外科クリニックは、サービス品質を維持するための通信インフラとして、高速で安定した回線が不可欠でした。USENの「光ビジネスアクセス」は、そのような高い要求に応えてくれています。
例えば、以前から導入を検討していたテレビ会議システムが実用できるようになりました。ADSLでは映像のコマ落ちがひどかったのですが、「光ビジネスアクセス」では滑らかな映像になり、音声のタイムラグもありません。満足できるクオリティです。
医療の世界は、使われている道具や技術が日進月歩で進歩しています。例えば、これまでなら新しい包帯の巻き方ひとつ覚えるにしても、東京に各クリニックの担当者を集めて研修を行っていたのですが、テレビ会議システムを使えば、各クリニックに居ながら行えます。以前なら担当者は研修のために移動時間も含めて2、3日拘束されていましたが、現在は担当者のスケジュールを数時間調整するだけですむわけです(笑)この導入効果は大きいですね。
※本導入事例に記載されている内容は2006年7月現在のものです。