2026.09.15
Microsoft、9月の月例更新で悪用済みのゼロデイ脆弱性2件を修正
Microsoft は米国時間の2026年9月8日、自社製品の脆弱性を修正する9月の月例セキュリティ更新プログラムを公開しました。対象は、Windows 11(v26H1、v25H2、v24H2、v23H2)や Windows Server、 Microsoft Office、Microsoft Exchange など多岐にわたります。今回修正された脆弱性のうち、「CVE-2026-85880」と「CVE-2026-81963」の2件は、修正プログラムが公開される前から、すでに悪用されていたことが確認されています。
確認された悪用の手口としては、システム内の権限管理を不当に回避して高い実行権限を奪い取るというものです。攻撃者が何らかの方法で端末内に入り込んだあと、この2件の脆弱性を使って管理者権限を奪うとされています。
今回の2件は、Windows の更新機能と、プログラム同士がやりとりする内部の仕組みにそれぞれ不備があったことが原因とされています。この不備を悪用すると、権限の低い一般ユーザーやプログラムであっても、管理者権限へ不正に昇格できてしまうとのことです。
2026年9月のセキュリティ更新プログラム (月例)|Microsoft
www.microsoft.com
企業向けのアドバイス
一度システムに入り込んだ攻撃者が、喉から手が出るほど欲しがるのが管理者権限です。そして、それを奪う動きが権限昇格です。本来は簡単にできないはずのことが、今回は可能だと分かってしまいました。攻撃者もこの機会を狙うはずですので、社内の Windows 端末とサーバーに9月の月例更新を速やかに適用してください。
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執筆者

サイバーセキュリティラボ 編集部
サイバーセキュリティラボとは、中堅・中小企業がセキュリティの課題を理解し適切な対応をとれるよう支援するため、USEN&U-NEXT GROUPのUSEN ICT Solutionsに設立された情報発信の組織です。サイバーセキュリティラボ 編集部には、セキュリティエンジニアやネットワークエンジニア、セキュリティサービスを販売するセールスなど、さまざまなメンバーが在籍しています。
