プロフィール
コスモ石油グループのコスモトレードアンドサービスがオフィスBGMを導入
コスモ石油グループの商事部門を担う株式会社コスモトレードアンドサービス様は、職場環境作りの一環として 「SOUND PLANET-i」を導入。BGMが職場にどのように取り入れられているのか、取締役で経営サポート部長の橋本様にお話を伺った。
課題や背景
USENの音楽放送サービスを導入されたのには、どのようなきっかけがあったのでしょうか
「当社はコスモ石油グループの商事部門を担っており、メインの石油関係以外にも医療機器や分析機器等様々な商品を取り扱っています。そのため、働く社員は多彩な人材が揃っているのが特徴です。当社のような業態では”人材が命”ですから、快適な職場環境をどのように実現するかを常々考えています。
今回、USENさんのBGMを導入したのも”快適な職場作り”の一環です。単に音楽を流すのならば別の方法もありましたが、『SOUND PLANET-i』の豊富な音源や、細かく放送時間が設定できるプログラミング機能が当社のニーズに合致し、導入の決め手となりました。」
導入のポイント
具体的にはどのような効果を期待されて、BGMを導入されたのでしょうか
「まず一つには社員の気分転換というのがあります。部署にもよりますが、非常に緊張を強いられたり、集中しなければならない業務もありますので、時々気分転換をしなければいけません。コーヒーを飲んだり、喫煙したり・・・方法は色々ありますが、それは個々人に委ねられます。BGMなら共通に効果を期待できるのではないかと考えました。世の中ではメンタルヘルスの重要性が叫ばれていますが、BGMは職場環境の改善や、社員のメンタルヘルスケアにも役立つ重要な要素だと思います。もう一つは、本社事務所でBGMを流すことによって『ここはただの事務所ではなく、お客様もいらっしゃる”店舗”でもある』というように、お客様の視点を持って業務に取り組んで欲しい、との思いもありました。」
成果
なるほど。お客様がいらした時の雰囲気を良くし、社員の意識も高める・・・そんな効果も期待されての導入なのですね。実際にはオフィスのどこで、どんなシーンでBGMを活用されていますか
「営業や管理など異なるセクションが混在しているので、それぞれに適切なBGMを流した方が良いという意見もありましたが、まずは音楽放送が社内で共通言語の一つになれば、という思いもこめて全社同じ内容としました。狙い通り、BGMが社員共通の話題になるのに時間はかかりませんでした。話題の中で『ラジオ体操をしたい』というリクエストが出ましたので、今は15:00に『ラジオ体操第1』を放送するようにしています。毎日、ほとんどの社員が自発的に仕事の手を止めて、ラジオ体操をして身体を動かしています。デスクワークは本人が気付かないうちに疲労が溜まってしまいますので、健康や気分転換のためにも非常に良い取り組みだと思っています。」
よく聴くチャンネル
有線放送が社員の方の健康維持にも役立っているんですね。他によく聴かれるチャンネルはありますか?
「ヒーリング系のチャンネルをよく利用しています。リラックス効果への期待はもちろんですが、営業セクションの会議や電話対応の際に、BGMとして流れても違和感がないように配慮したものです。ヒーリングのジャンルだけでも数チャンネルありますので、飽きない選曲が出来るのは嬉しいことです。また、社員から放送内容への要望は数多く寄せられていますが、それだけ職員の『音』に対する意識は高いと思います。」
今後の展望
オフィスの「音」にまつわる環境について、社員の方々も関心を高めていただいているようで、USENとしても嬉しいですね。最後にUSENの音楽放送サービスについて、何かご要望はございますか?
「オフィス向けの専用チャンネルが増えるといいですね。例えば、ノー残業デーや退職セレモニーなど社内イベントの際に活用できるチャンネルがあると便利だと思います。当社では、水曜日の”ノー残業デー”に『蛍の光(※J-35 別れのワルツ)』を流していますが、『さあ、帰るぞ!』と思えるような楽しい曲があると良いかもしれません。個人的には『となりのトトロ』の『さんぽ』のような曲でもいいかと思います。『あるこう♪あるこう♪』と聞こえてくると楽しく帰れそうでしょう(笑)。
他には、1台で部署ごとあるいは個人ごとにBGMを流し分けることができるチューナーや、音楽放送とヴィジュアルを組み合わせた放送サービスがあれば重宝すると思います。また、音楽放送とはかけ離れますが、USENさんはインターネット接続サービスも販売されているので、それを利用したTV会議システムなんかも提供してほしいですね。
今後『USENのサービスがなかったら、時計がないのと同じだよ』というくらい、オフィスや個人の日常シーンで、USENが”なくてはならないもの”になるといいですね。」
※本導入事例に記載されている内容は2010年12月現在のものです。