BCP対策は大丈夫?データセンター利用でサーバー管理の問題をICT SOLUTION!
ここのところ、何事もなく平穏な日々を送っているにのまえ。しかし、 ひとり情シスの忙しさは相変わらずで、複雑さを増すサーバー管理に手を抜くこともしばしば。世間では災害やサイバー攻撃などのニュースが絶え間なく流れている。今が平穏でも、本当にこのままでいいのだろうか。忙しさにかまけて、手を抜く自分、世間で騒がれている災害やサイバー攻撃のこと…そんな状況に、一抹の不安を覚えるにのまえであった──
──── ニュース ────
「またもオフィスビルの電源障害が発生!事務所内に設置してあったサーバーが全滅か!?」
物騒な世の中だねぇ、にのまえくん。
なんでもDr. プロトコルの仕業らしいよ。
部長、うちは大丈夫ですよ、サーバーは一応サーバールームに設置してますから。
そうか、それなら安心だな。
さすが私の部下だ。、その調子でしっかり頼むぞ!
ククククッ、はじめくん、油断してるな。
私がニューロスーツという便利なものを持っているのを忘れてしまったらしい。
ニューロスーツ
電脳空間に自由に出入りでき、姿を透明化することもできる全身スーツ。衝撃吸収・緩和性能もあり、物理戦でも心強い。おなかの引き締め効果もオプションでついている(Dr. プロトコルは絶賛使用中)。
透明になって、と。
あとは、はじめくんの後をつけていけば…。
Dr. プロトコルはにのまえの後をつけて、やすやすとサーバールームに侵入するのであった。
さてと、破壊し放題だな、まずは電源を引っこ抜いてやるか。
うわっ、急に電源が落ちたぞ!!??
ククククッ、騒げ、騒げ。
まずはお手並み拝見だ。
なんで急に…どうしたらいいんだろう(アワアワ)助けて~情シスマンさ~ん!
どうした、はじめ。
会議中に急に呼び出して…。
サーバーの電源が急に落ちて…大切なサーバーはUPS(無停電電源装置)※を設置していたから無事でしたが、何台かのサーバーが起動できなくなっちゃいました…。
※UPS…「無停電電源装置」のことで、「Uninterruptible Power Supply」の略。
停電をはじめとした電源障害が発生した場合に、一定時間電力を供給し続けることができる装置。
PCやストレージ、ネットワーク機器の故障、さらには重要なデータの損失などを防ぎ、業務を継続したり、あるいは安全にシャットダウンするための時間を稼ぐことができる。
ほう、それは災難だったな。
サーバールームに誰かが侵入したか。
どうせ近くにDr. プロトコルでも潜んでいるんだろう。
クソッ、UPSを設置していたか。
まあいいや、今回はお試しだ。
しばらくしたら、また来るよ、はじめくん。
情シスマンに見つかる前に、今日は退散、退散。
Dr. プロトコルが潜んでいるって…ここはサーバールームですよ。
鍵もかけているし、セキュリティは万全のはず。
はたしてそうかな。
鍵をかけ忘れたり、はじめの後について他の人がサーバールームに入ったりすることはないのか?
いわれてみれば、サーバールームに入れるのは、僕だけじゃなかったですね…。
事務職の人や、保守点検をするベンダーの社員の方、あのうっかりものの部長さえ出入りが自由だった…
そういえば、この間も鍵のかけ忘れがありました。
あと、ぼくが鍵を開けた後をヒョコヒョコとついて、部長なんかが、サーバールームに入ってくることもあります。
そうだろう。
サーバールームといえども、セキュリティが万全とはかぎらないんだ。
しかもはじめの場合は、ひとり情シスだ。
サーバーやサーバールームなど全てを一人で管理するのは無理があるんだよ。
たしかに。
でもそれじゃ、どうすれば?
調査
- 社内のサーバールームではセキュリティが低いので、セキュリティを強化したい
- ビルの法定点検で停電した後にサーバーを再起動する時のトラブルから開放されたい
- サーバー再起動などのために休日出勤するのを避けたい
はじめ、そんな時はビジネスiDCを使うんだ!
ビジネスiDCってなんですか?
ひと言でいうと、USEN GATE 02 のハウジング・ホスティングサービスだ。
ああ、DC(データセンター)にサーバーを設置できるサービスですね。
それの何がいいんですか…?
正確にいうと、ハウジングは自社のサーバーなどをDCに設置するサービスだ。
ホスティングはサービスを提供する会社からサーバーごと借り受けることをいうが、DCにサーバーを預けることで、万全のセキュリティを確保できるだけでなく、地震、水害、落雷、ネットワーク障害、停電、火災など、あらゆる災害に対応することができるぞ。
つまり、BCP対策ができるってことですね!
ここのところ、物騒な話が多くて、不安に思ってたんです。
BCP対策ができるならビジネスiDC、ぜひ、利用したいです。
でもデータセンターってたくさんあるし、提供各社に色々話を聞くのも大変そうで・・・
BCP対策のみならず、通常の運用時の情シス担当の負担も軽減できる。
たとえばサーバー管理者のお悩みのひとつ、ビルの点検停電への対応もDCにお任せで、サーバー管理者はその負担から解放されるんだ。
24時間、365日体制の専門オペレーターが、有人運用で、機器の電源オンオフ、ランプ確認、障害時の機器交換などにも対応してくれるぞ。
しかも USEN GATE 02 のビジネスiDCなら、なんと全国50ヵ所以上のデータセンターの中から、予算や立地といったあらゆるニーズに合わせて選択可能だぞ!
そのため相談の手間もかからない!
候補の中から最適な条件を探すコンサルティングも、何と無料で行ってくれるぞ!
ほんとですが!それはありがたいです。
もう、ぜったいビジネスiDCを採用ですよ!
用語
──── 「ビジネスiDCにおけるハウジングとは」 ────
データセンターに、ユーザーのサーバーなどの機器を設置するハウジングラックを提供。
電源、空調、防災、防犯設備の行き届いたセキュアな環境で、ユーザーのサーバーなどを預かり、保守 や運用をサポートするサービス。
──── 「ビジネスiDCにおけるホスティングとは」 ────
USEN GATE 02 が提供するハイスペックなサーバーを1台丸ごとユーザーが専有できるサービス。
ラックだけでなく、ユーザー専用のサーバーや機器類を用意し、監視も含めて一括して提供する。
──── 「BCPとは」 ────
事業継続計画の略。
災害やテロ攻撃、サイバー攻撃などに遭遇した際に、企業が損害を最小限におさえ、事業を継続するため、あるいは早急に復旧するための手順や方法を取り決めた計画のこと。
──── 数日後 ────
さて、そろそろ第二次攻撃といくか。
あれ?
サーバールームが、もぬけのカラだ、サーバーがひとつもないぞ??
Dr. プロトコル。
サーバーは堅牢なデータセンターに移設済みだ。
ワッ、情シスマン!
しまった!透明になるのを忘れていた…。
しかし、データセンターに移設したとは。
それじゃ、さすがに私も侵入できない。
残念だけど今日は帰ろう…(しょんぼり)
ハハハッ、無事、解決したようだな!
強い情シスが企業を伸ばす!
それじゃはじめ、また会おう!
さらばだ!
解決
災害やテロ攻撃、サイバー攻撃などへの不安は、ビジネスiDCが解決する。ビジネスiDCならば、急ぎの対応が必要な時も、予算や必要に合わせて、早急にプランを提示することが可能だ。回線やネットワーク機器類、サーバーなどもニーズに合わせて、適切な組み合わせで提案してくれるぞ。社屋の移転などでサーバー類を移設しなければならないようなたいへんな作業にも、柔軟に対応してくれる。そんな便利なサービス、それがビジネスiDCだ。
- ニーズに合わせて全国50ヵ所以上のDCから複数の候補を提示可能
- 回線/VPN機器/サーバーの調達、セキュリティ対策提案も同時に実施可能
- サーバーの移設作業などさまざまなお悩みもコンサル可能
本記事の著者
情シスマン
本メディアの主人公。職業はヒーローで、趣味はトラフィック監視。様々な武器を駆使して情シスにまつわる問題や悩みを解決している。ITをよく知らないのに、情シス担当になってしまった人の味方です。いや、正義の味方じゃなく、正義そのもの。困っている人がいたら、助けたいお人よし。