ニューノーマルなオフィス管理はクラウドで! 入退室管理も社員の体温管理も自宅からまるっとICT SOLUTION!
感染症対策や緊急事態宣言の影響で、テレワークを導入した企業も多いことだろう。そして今後は、状況を見てオフィスとテレワークを併用する企業も増えていくに違いない。そんなときに課題となるのが、オフィスの管理である。ニューノーマルの時代では総務部等の担当者が必ずしもオフィスに出社しているとはかぎらない。しかしオフィスの管理は常時おこなっていかなければならないのが実情だ。従業員や来訪者の入退室管理や検温、執務スペースの混雑回避など、山積みの問題に頭を抱えるひとり情シスがここにもひとりーーー
やあ、久しぶりだね、はじめくん。ワシもずいぶんとテレワークに慣れてきたよ、ハッハッハ。
あ、部長。おはようございます。
そうですか、テレワークに慣れましたか。
ふぅ、よかった。
これで部長と毎日顔を合わせないで済む。
ん?なんか言ったか?
いえ、なんでもありません…それより部長、最近、オフィスに出社してくる社員も増えてきましたね。
そうだな…状況が少し落ち着いてきたからかもしれん。いまは強制リモートワークにはしていないしな。
そうですね、申請書などの書類もまだまだ完全にデータ化できていないし、出社しないと対応できないことも多いんでしょうね。
そこでだ、はじめくん、オフィスのセキュリティについてなんだが…。
えっ!?
(嫌な予感。また無理難題を押し付けられるんじゃ…)
ワシが毎日出社してれば、監視の目も行き届くんだが…そういうわけにもいかんだろ。
出入りが多くなるにつれて、不審者が侵入しないかとか、オフィスが混雑しすぎていないかとか、体調が悪い社員が出社していないかとか、問題が山積みだよな。
検温も自己申告じゃ心配だし…。
ええ、まぁ、そうですね。え?
それって僕だけは毎日出社しろってことですか?!
そーんなわけなかろう、毎日出社を強制してはじめくんが高熱出したとなったらワシの恥だからな。
まぁ、でもなんとかしないといけないよな、だからよろしく頼むよ、ガハハハッ!
うわっ、結局無茶ぶりだ、いったいどうすれば…やっぱりぼくが毎日出社しなくちゃダメなのか…でも、それは避けたい、ああ、なんとかしなきゃぁぁあ…
む、はじめの困った声が聞こえる。
私もテレワーク中ではあるが…悩めるひとり情シスを放っておくわけにもいくまい。
ザザッ、どうしたはじめ!
何やら困っているようだな。
あっ、情シスマンさん、来てくれたんですね、ありがとうございます。
じつはテレワークとオフィスの併用で、困った問題が…。
なるほど、つまり入退室管理や、検温など管理者不在でもオフィス管理をそつなくおこないたい、そういうことだな。
はい、簡単にいえばそうなんですけど、実際には人手も予算も足りず、ノーアイディアという状態なんです…。
ハハハハッ、心配するな、はじめ。
そんな状況に対応するには、「USEN GATE 02 ― 入退室管理 ―」と「USEN GATE 02 ― 検温管理 ―」がある。
調査
- オフィスの入退室を管理したい
- 管理者が出社しなくても状況が把握できるようにしたい
- 発熱者の出勤を抑止したい
USEN GATE 02 は、入退室管理やオフィス管理のサービスも用意してるんですね。
具体的にはどんな内容なんでしょうか。
うむ、最近は検温管理をオフィスの入口に設置している企業も多いが、それに加えて、入退室管理まで行ってオフィスの見える化や稼働管理などを行うことができるサービスもある。
我が社で受けたいサービスは一通りそろっていそうですね。
そうだな。
どのレベルまで求めるかによって紹介するものも変わってくるのだが…、まずは高熱の社員が出勤しないように検温管理サービスから説明しよう。 導入スピード重視、設置工事不要で「体調管理+自動運用」するタイプだ。
発熱検知のセンサーを出入り口に設置するだけだから予算も抑えられるし、まずは手軽にすぐに導入してみたいという場合におすすめのサービスだな。センサーのタイプとしては、発熱を感知してアラートを上げるだけの「サーモゲート零」と、それに加えて管理者通知や測定データを蓄積できるタイプの「HIKVISION」の2種類が用意されている。
なるほど、発熱者が入室しなければ一先ず感染拡大は押さえられますね。
導入が簡単で低コストはありがたい…、なにしろ予算があまりないもんで…。
よし、次は「自動運用+遠隔運用」サービスを紹介しよう。
このサービスは、体温確認のほか、発熱者の記録を入退室管理と連携して後追う。
勿論、遠隔でのアラート検知も可能だぞ。
こちらも2種類あって、ひとつはAIを用いた正確な体温検知を行うことができる顔認証カメラシステム「Cyphy-Gate」だ。
赤外線サーモグラフィカメラも搭載し、高精度・高速な体温と世界最高水準の顔照合精度でマスク検知が可能となっている。
おお!マスクを外さなくても顔認証ができるのか!
出入口でマスク触って顔出すの違和感ありますもんね~。
もうひとつは「AIコンシェルジュ for サーモグラフィ」。
こちらも温度検知カメラ付きAndroid端末だ。
画面上で非接触の検温を行い結果を表示する。
「Cyphy-Gate」と違ってこちらは基本の初期費用0円で、ランニングコストしかかからないし、設定も簡単なので素早い運用開始が可能だ。
そう興奮するな、はじめ。、この二つのポイントはクラウド型だから、集積された生のデータが綺麗に見える化されるし、ソフトウェアのアップデートも自動で行われるということだ。
自動だから運用コストも削減することができる。
一応社員には毎日体温をシートに入力させているんですけど、そのデータも見返すとなると大変だし、ソフトウェアに関しては、いつもめんどくさくてアップデートを先送りにしちゃうんですよ・・これならクラウド型だからぼくが手動でアップデートしなくても、最新の状態に保てるというわけですね、それは便利だ。
さぁ、これで自宅に居ながらにしてオフィスを管理できるようになるな!
はじめ!
あれ…、でもちょっと待ってください。
朝入室の時には平熱だったけど午後から社員が発熱してしまった場合はどうなるんですか?
はじめの割には、凄い事に気が付いたな。
そうだな、それじゃあ勤務中もずっと検温し続けられると言ったらどうだ?!
おまけにオフィス内でのソーシャルディスタンスやマスク装着有無まで管理しようじゃないか。
そ…そんなことまで出来るんですか?!
これが最高峰だな、、「混雑可視化+オフィスの稼働分析」サービス、「SECURE AI Office Base」だ。こちらはオフィスの混雑状況や稼働分析を行って、オフィス内を見える化して管理することができる。検温して発熱を検知すると入退室管理と連動して、オフィスに入室できなくすることや、入退室をカウントして混雑状況をリアルタイムに可視化することが可能だ。リモートで出社状況の確認ができるから、在宅でも管理できるというわけだ。AIが勤怠状況の異常を自動で検知してくれるし、混雑状況やオフィスの稼働率の見える化を行える。来訪者に対して、送られた顔写真でワンタイムパスワードを発行することもできるぞ。 まあ、各執務スペースにカメラが必要になったりと、設置工事やLAN配線工事が必要にはなるが、それも併せて提案可能だ!任せろはじめ!
もう言えばなんでも出来ますね、情シスマンさん。
どこまで求めるのかによって本当にいろんなサービスが出てくるんですね。
まずは違いを知るためにも、もうちょっと詳しく資料とか見てみようかな…。
うむっ、とりあえずはこの比較表を見るといい。
これで問題は解決だな、
また会おう!さらばだ!
サービス | 検温 | 発熱アラート | マスク着用アラート | 担当者通知 | 光学カメラ | 顔認証 | 測定履歴の保持 | 入退室管理機能 | 設置工事 | オフィス稼働分析 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(体調管理+自動運用) | 〇 | × | 不要 | × | ||||||
(体調管理+自動運用) | 〇 | × | △ | 〇 | × | △ | × | 組立のみ | × | |
(自動運用+遠隔運用) | 〇 | △ | 画像データ保持 | △ | 組立のみ | × | ||||
(自動運用+遠隔運用) | 〇 | △ | 組立のみ | × | ||||||
(混雑監視+ | 〇 | 必要 | 〇 |
解決
ニューノーマルといわれる時代、テレワークとオフィスの併用が一般的な働き方となってきている。そんな中、管理者不在のオフィスでも、常時、入退室や稼働状況、社員の体調などを遠隔から管理可能な仕組みの導入が必然となりつつある。そのような状況では、クラウドでの管理ができる「USEN GATE 02 ― 入退室管理 ―」と「USEN GATE 02 ― 検温管理 ―」の組み合わせを導入することが有効だ。これらサービスの中から、必要なものを選択して導入すれば、オフィス管理の課題も一気に解決することが可能となるだろう。
「USEN GATE 02 ― 検温管理 ―」
- 設置が楽!
- 要望に合わせて必要なサービスを選定
- クラウドサービスで運用コストを大幅削減
- クラウド管理で場所を選ばない運用管理
本記事の著者
情シスマン
本メディアの主人公。職業はヒーローで、趣味はトラフィック監視。様々な武器を駆使して情シスにまつわる問題や悩みを解決している。ITをよく知らないのに、情シス担当になってしまった人の味方です。いや、正義の味方じゃなく、正義そのもの。困っている人がいたら、助けたいお人よし。