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Episode292020.12.04

ファイルサーバー導入時に検討しなければいけないことを徹底解説。ファイルサーバー選定をICT SOLUTION!

著者:情シスマン
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多くの企業で利用されているファイルサーバー。今や企業にとってはなくてはならないシステムである。ファイルサーバーの提供形態はオンプレミスだけではなく、SaaS、IaaSなどさまざまな種類がある。クラウド化が流行っているのは事実だが、どれにするかは会社の事情に合わせ、検討する必要がある。選択を誤れば無駄な出費にもなりかねないだけに、どの方法にするか。そんな悩みを抱える情シスマンも多いことだろう。もちろんここにも、そんな情シスマンがひとり──

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はじめくん!元気でやってるかね!

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うわっ、部長だ。

あの勢いにまかせた笑顔…嫌な予感。

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ところでだな、わが社のクラウド化は進んでいるのかな。

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く、クラウド化ですか。具体的にはどのような?

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具体的もなにも、クラウド化はクラウド化だよ。

ほら、ファイルをあっちからこっちにやるとか、なんとか。いろいろあるだろ、クラウド化?

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ファイルをあっちこっちって…とりあえずクラウド化っていいたいだけか…。

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どうなんだ、クラウド化は進んでるのか!?

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は、はい、ファイルサーバーのことですかね。

現在、我が社ではオンプレミスでファイルサーバーを構築してますが、クラウド化はまだ、ちょっと…。

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なに、クラウド化はちょっと!?そんなことだから、うちは時代遅れだといわれるんだ!!

とにかく、クラウド化を進めろ、いいな!!

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ああっ、また部長の無茶ぶりがはじまった、どうしよう…。

だけど、たしかにオンプレミスのサーバを運用するのは、ひとり情シスには荷が重いのも事実だよな。

検討してみようかと思ったけど…ひとくちにクラウド化っていっても、IaaaSやSaaS、それにデータセンターに置く選択肢もあるし、ああっ、考えることが多すぎるよ、まったく。

いったい何をポイントに検討すればいいんだ…。

ザザ────ッ

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どうしたはじめ!

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あっ、情シスマンさん、来てくれたんですね!

僕が悩んでいるとすぐ来てくれますね。もしかして僕をずっと監視してるんですか…?

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なにを言ってるんだ。情シスの悩みをすぐ感じ取れるのがヒーローたる所以なのだ。

さぁ、今日はどんな困りごとを抱えているんだ?

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はいっ、じつはファイルサーバーの選定で迷っていて…。

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なるほど、たしかに最近は目的やコストなど状況に合わせて、さまざまなソリューションが用意されている。便利になったとはいえ、検討するポイントは多いな。

よしっ、はじめ、どれが最適なソリューションなのか、一緒に考えてみようじゃないか。

調査

MISSION !

ファイルサーバー導入の際に検討するポイントがわからない

ヴァインという音とともに、情シスマンの手から映像が映し出され、
空間にファイルサーバソリューション比較表が現れた―――

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利用サービスによって、自分たちでどこまで管理しなければいけないかが変わる。

まずはこの表でそれを確認しよう。

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なるほど、表で比較するとわかりやすい!

自分たちがどこまで管理するかで、どのソリューションを選択するかを決めればいいんですね。

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うむっ、まず概要としてはそれでいいだろう。あとはもう少し詳細な内容を見ていこうか。

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はい、最初は「クラウドファイルサーバ type3」ですね。これはSaaSか。

サービス提供者がアプリケーションまで、ぜんぶの面倒を見てくれるんだ。

これなら手離れもいい、管理が楽ですね。

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そうだな、「クラウドファイルサーバ type3」は運用管理の面ではもっとも楽だといえる。

ユーザー側はアプリケーションのアカウントなどを管理する程度で、あとはほぼほぼサービス提供者が面倒を見てくれるからな。

だがそれは、裏返せば、自分たちで自由にできる部分が少ないということでもあるぞ。

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ふむふむ、運用、管理が楽なのはSaaSである「クラウドファイルサーバ type3」、次がIaaSの「クラウドファイルサーバ on Azure / AWS」、それに「ビジネスiDC(CE)スターターパック」がつづく、ということですね。

自由度はその逆か。

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そうだ。だいぶ理解が早くなってきたな、はじめ。

SaaSは管理者の負担を軽くし、運用、管理のコストも減らせるが、アプリケーションまでががっちりと決められている。

ファイルサーバーの機能さえ使えればいいという場合なら、このソリューションがベストといえるかもしれない。だがこのアプリケーションを使いたい、と決まっている場合には適さない場合もある。

これがソリューションを選ぶうえでの大事なポイントのひとつだ。

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うん、僕の会社の場合はひとり情シスだし、SaaSが適当かな。

だけどまてよ、部署ごとに使いたいアプリケーションがあるかもしれないしなぁ。

仮想化まで自由にできるというのも、将来の拡張性や技術の蓄積ということまで考えれば魅力的だし…。

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ふふっ、まだ迷っているようだな、はじめ。

それじゃ、3つのソリューションについて、もう少し詳しく特徴を見てみよう。

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はい、よろしくお願いします!!

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まず「クラウドファイルサーバ type3」だが、今まで説明したとおり、ファイルサーバーをアウトソーシングするには最適なソリューションだ。

完全定額制だから、コストについて予定が立てやすいし、メンテナンスや保守もすべておまかせ。テクニカルサポートセンターも専用のものが用意されているから安心だぞ。

導入実績が豊富な AWS を基盤にしている点も安心材料のひとつだな。AD、バックアップなどのオプションも豊富だから、自由度がないといっても、それほど心配する必要はない。

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まさに楽をしたい僕向けのソリューションですね。

だけど、僕だって、ただ楽をしたいだけじゃないんです、ほかにも教えてください。

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ほぉ、やる気を出してきたな、いいことだぞ。それじゃ次は、「クラウドファイルサーバ on Azure / AWS」だ。

こちらもインフラの管理は各事業者が行ってくれるから、その点は楽だな。

それにスケールアウト、スケールインが柔軟だから容量が足りなくなるんじゃないか、といった心配からも解放される。費用も利用した分だけだからムダもないしな。

Azure や AWS といったクラウド基盤だから拡張性もOK。
将来にわたって安心といえる。ファイルサーバーだけじゃなく、基幹システムも同じ環境に構築することが可能だ。

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なるほど、コストの面やスケーラビリティを考えると、こちらも捨てがたいですね。

情シスマンさん、次をお願いします!

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ふっ、そう急かすな、はじめ。

最後は「ビジネスiDC(CE)スタータパック」だが、これがもっとも自由度が高い。それだけに管理、運用の手間は検討する必要がある。はじめもなじみのあるデータセンターのハウジングとサーバーホスティングのハイブリッドサービスとなっている。

サーバーは専用ラックで提供されるし、24時間365日入館可能だぞ。専用ラックだから余ったスペースはハウジングで自由に使えるし、サーバースペックのカスタマイズも可能だ。データセンタークラウドとも構内配線で接続できる。回線引き込みも自由、キャリアフリーだ。

まさになんでもあり、だな。自由自在のソリューションというわけだ。

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すごい、すごいですね、「USEN GATE 02 ファイルサーバーソリューション」!!

状況に合わせたソリューションが各種揃ってる!!

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わかってくれたか、はじめ!!

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はい、よく理解できました。
あとは自分の要望だけじゃなく、各部署でヒアリングをして、最適なソリューションを選びたいと思います!!

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うむっ、問題は解決したな、はじめ。
それじゃ、また会おう!さらばだ!

解決

ICT SOLUTION !

ファイルサーバーの運用には、もちろん流行りのクラウドソリューションもある。だがすべてクラウド化すればいいというわけではない。SaaSやIaaS、オンプレミスにはそれぞれメリットがあればデメリットもある。仕様やコスト、管理、運用体制の違いなど、自分の会社の状況を見極めて検討し、適切なソリューションを選択をすることが必要だ。

クラウドファイルサーバ type3
AWS 環境にお客様専用の Windows server を用意し、ファイルサーバーとして提供する完全定額制のサービスです。
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クラウドデザイン
Amazon Web Services、Microsoft Azure、Google Cloud など各種クラウドの中から、お客様に最適なご提案をいたします。
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ビジネスiDC(CE)スターターパック
サーバー、サーバーラック、インターネット回線、ファイアウォールなど、サーバー運用に必要なサービスをパッケージでご提供します。
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TO BE CONTINUED…

本記事の著者

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情シスマン

本メディアの主人公。職業はヒーローで、趣味はトラフィック監視。様々な武器を駆使して情シスにまつわる問題や悩みを解決している。ITをよく知らないのに、情シス担当になってしまった人の味方です。いや、正義の味方じゃなく、正義そのもの。困っている人がいたら、助けたいお人よし。

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