テレワークをしている社員に聞いてみた3つの良いところ/悪いところ~インサイドセールス編~
ニューノーマル時代の働き方としてテレワークが主流となってきてはおりますが、「会社で行っていた業務は家でできるの?」「会議はどうしたらいいの?」「コミュニケーションはどうやって取るの?」等、不安やお悩みを抱える方は少なくないはずです。
営業部の鈴木さんに続き、今回はインサイドセールス部の仲村さんにお話を伺ってみました!
--まずは、どんな業務をされているかお聞かせいただけますか?
仲村:既存取引顧客や新規企業向けにインサイドセールス業務を行っていたり、部内向け研修の実施、データ分析業務に従事しています。
--インサイドセールスというとコールセンターでみんなで一斉に電話をかけているイメージがありますが、テレワークは可能なのでしょうか?
仲村:インサイドセールスは、私たちから電話を中心にオンライン商談ツール等各種ツールを使って、契約獲得や解約抑止などを意識して動く業務ですのでアプローチ先にあわせた対策を考えて動いています。
単純にサービスご案内をトークスクリプトに則って行なうアウトバウンド業務や、お問合せ頂いた内容に対してQ&Aで回答する業務とは別物です。
もちろん、フィールドセールスと同じように実績管理、行動管理はもちろん行っておりますし、そこが管理されているのでテレワークになったとしても業務内容や質に変化はありません。
ある意味、どこにいても常に行動チェックはされているのでサボれないという点ではオフィスでもテレワークでも一緒です(笑)
--テレワークを始めたきっかけは何だったんですか?
仲村:育休中に、自宅が会社から遠い事と子供の保育園の送迎時刻の関係で、復職後は勤務時間に制限がかかる事情を予め上司と相談していました。
上司から最大限勤務時間を確保する為にテレワークを活用するのが良いと判断頂き、それにより時短勤務ではなくフルタイムで復職する事が叶いました。
育休から明けたら世の中がコロナ禍で、周りもテレワーク社員が増え、ある意味同じ環境で業務が出来ています。
--実際にテレワークを始めて良かった点はありましたか?
仲村: 復職後一番不安視していた勤務時間の確保が出来ています。
通勤に時間を取られると、子供の保育園のお迎えを考慮すると16時退勤じゃないと間に合いません。
制約のある社員であっても会社に貢献する時間が与えられるのはテレワークの良いところだと思います。
仕事をする事を諦めなくてもいいし、家族と過ごす時間を諦めなくてもいいので、「しょうがないか」と自分の心に折り合いをつける場面がほぼないです!
以前と比べて圧倒的に良いのは、会議参加人数規模の会議室を予約しなくていい、会議室までの移動も不要、プロジェクタ等の用意も不要、急遽不参加になった人への申し送りも不要(録画できるので後から見れます)という事です。
あと、島根、大阪、福岡にもメンバーがいるのですが、テレワークを始めるまでは、どんな風に業務が行っているか見えてなかったので、やっぱり距離を感じることがありました。
実際、私だけでなく部のみんながテレワークをすることになって、変な距離感がなくなりました。
同じ環境下になったことで、相談することやされることが増えたと感じています。
メリット①
フルタイムで働いても、子育てと家事の時間を確保できる!
メリット②
会議の準備時間をインサイドセールス業務に充てられるようになった
メリット③
地方メンバーとの距離感が縮まった!
--逆にテレワークで困ったことはありますか?
仲村: 直ぐに確認したいことがある場合に、パッと見て相手が忙しいかどうか分かるオフィスワークと違い、テレワークの日には相手のカレンダーを見たり、チャットで「今大丈夫ですか?」と確認しなくてはいけなくなりました。
でも「パッと見て相手が忙しいかどうか」は話しかけたいこちらの思い込みで、本来はオフィスワークにおいても相手のカレンダーを見て予定を確認し、「今大丈夫ですか?」と聞くべきですよね。
それに気が付いてからはこの作業を煩わしい事だとは思わなくなりました。
インサイドセールスという業務上、基本的には常に電話をかけているので、電話対応中にちょっと隣の席の人に聞きたい事がある・・・とか即時性が求められる時には不便を感じてました。
今はインサイドセールス全体のグループチャットがあり、そこに質問を投げると分かる人が答えるようにしているので、誰かしらが質問に反応してくれていますので、困ることはなくなりました。
そして決定的に運動不足になります。
デメリット①
相談したい相手が見えないので、チャットで手が空いてるか確認しなければならなかった
デメリット②
電話対応中にちょっとした質問ができなくなった
デメリット③
運動不足になった....
--ありがとうございます。それでは、もう少し詳しいお話をお伺いしたいと思います。
--インサイドセールスということで社内外問わず、情報共有やコミュニケーションの質が重要だと思いますが、どのように行ってますか?
仲村: 社内や協力会社様とのコミュニケーションはGoogle meetとチャットがメインです。「チャットで言うより直接話したほうがいいな」と思う場合、電話ではなく必ずMeetを選択します。
顔も見れるし資料も共有できるし便利です。
お客様とはbellfaceでオンライン商談が出来るようになっています。
以前は電話だけでお客様と商談を行っておりましたが、こちらの顔をお客様にお見せできるようになったり、提案書を画面共有しながらの商談になったので、インサイドセールスとして提案の幅がかなり広がったと思います。
数年前までフィールドセールスを行ってましたが、その時と比べても遜色なく営業活動が行えていると思います。
--テレワークに変わって、モチベーションの変化はありましたか?
仲村:実際テレワークの方がモチベーションは高いかもしれません。
上司からある一定の信頼を得ていないと、テレワーク中もちゃんと仕事してるのか?と不安に思われてもおかしくない環境なので、逆に信頼を失うような働き方は出来ないという意識があります。
出社していた頃はコンビニへの買い出しがちょっと長かったかも...と振り返ってみると、そう思います 笑
また、集中しないといけない業務の時には話しかけてくる人がいない環境の方が生産性が上がっているように感じます。
--ご協力いただき、ありがとうございました。